環境の構築

約半年が経った。はじめハード(サーバマシンとかネットワーク機器)しかなかったところに、OSと汎用ソフトウェアの環境が構築された。Oracleも設計通りに構築された。やっと終わったという安心感。その上に、いつトラブルが発生して呼び出されるかわからないという不安感。
構築が終わって一区切りついて、まわりは俺をほめてくれた。「あれだけトラブル出しながら、最後までよくがんばったなあ。」とりあえずあいまいに笑った。あれだけの大仕事をよくやったな、というとらえ方もできるし、あれだけダメだしくらいながら残業しまくりながら最後まで休まずによく逃げずにやれたな、というとらえ方もできる。俺の自己評価としては後者だ。次はもっとうまくやらねばならない。
経験がないがゆえに運まかせで動いて、運に助けられたところがあまりに多かった。経験がないことで心に負担がかかる。また、人に助けてもらったところもあまりに多かった。経験がないことで自分が無力で役たたずになってしまう。そして、気を付けなければならないのは、経験があってもそれを次に生かさなければ、また心の負担と無力感が俺を押し潰そうとするということだ。