FMシアター『コール〜闇からの声〜』

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児童虐待の表面ではなく内部がわかるかもしれないという期待で聴いた。

ある一例を通して、虐待家庭と児童相談所の立場を再現したラジオドラマ。
親は借金をかかえ、ソープに勤めるという設定。子供よりも親がやばそうに見える。
現実に押し潰されそうになっていて、アルコールが入ったときに子供に辛くあたってしまう母親。
母親に心の余裕が無さ過ぎるところが悲しいというかおそろしい。

子供を一刻も早く保護すべきなのだが、なかなか一時保護に踏み切れない。

(児相の上司)「まずは事実を把握しろ。話はそれからだ。」

なんとか子供を保護したとしても、まだ道のりは長い。親との話合いをうまくいかせなければならない。

(児相の上司)「(大事なのは)親子の絆を元に戻せるかどうかだ。」